動物占い、みなさんご存知ですか?前世紀末に日本で生まれブームとなった、生年月日をもとにして性格や運勢を動物に見立てる占いです。基本的に12種類の動物と4つのグループに分類されます。
動物占いは元々、陰陽五行説から派生した四柱推命をベースにして生み出されました。そこにさらに行動心理学や社会心理学などの解釈を加えて、統計学的に分析されたのが動物占いです。
まず、生年月日によってどの動物に該当するかが決まります。12の動物はそれぞれ4つのグループのうちのいずれかに属していますから、動物が決定すれば自動的にグループも決まります。
では具体的に12種類の動物を見ていきましょう。まずは猿、虎、子守熊(コアラ)、狼で地球グループに分類されます。次に、太陽グループのチータ、ライオン、ゾウ、ペガサス、満月グループのひつじ、黒ひょう、新月グループのたぬき、こじかと分類されます。
動物にはそれぞれ特徴となる性格があり、これにより性格診断を行います。さらにグループの特性やグループ間の関係性などから、相性や運勢を占います。さらに動物にはそれぞれアニマルカラーと呼ばれる性質が付与されていて、これによりさらに詳細な診断が可能となります。
さらには5つのアニマルキャラや12のスピリットステージと呼ばれる精神的ポジションなど、より詳細な分類を行うことで診断を多様化させていきます。
具体的な動物の性格はというと、例えばチータなら「プラス志向のチャレンジャー」、ひつじなら「人恋しい博愛主義者」、狼なら「個性豊かなマイペース人間」など、生年月日によってあなたの性格が決まります。
グループ同士には影響力の強弱があり、一つのグループが他のグループに対して「親→子」、「上司→部下」などのような序列付けがなされています。あなたと他人との関係において、これが「子→親」などのように順序が逆になっていると、その人との間にはトラブルが起きやすいので注意が必要です。